HTML5の登場により、ウェブページの意味論的な構造化が進化しました。その中でも、セクション要素は、コンテンツの役割を明確に伝えるために重要です。本記事では、<section>, <article>, <aside>, <nav>の違いや具体的な使い方について解説します。
<section>:セクションの定義
<section>は、ページのテーマやトピックごとに内容を分ける際に使用されます。意味的に関連するコンテンツをグループ化するのが主な役割です。
使用例
HTML
<section>
<h2>最新ニュース</h2>
<p>ウェブ開発に関する最新情報をご紹介します。</p>
</section>注意点
- 見出し(
<h1>~<h6>)を含めて使用することが推奨されます。 - 汎用的すぎる場合は他の要素を検討する。
<article>:独立したコンテンツ
<article>は、独立した内容を表す要素です。ブログ記事、ニュース、フォーラム投稿など、単独で意味を成すコンテンツに適しています。
使用例
HTML
<article>
<h2>ウェブデザインのトレンド</h2>
<p>2024年のウェブデザインで注目すべきポイントをご紹介します。</p>
</article>注意点
- コンテンツが他のページや場所に再利用されても意味が通じる場合に使用します。
- 親要素との文脈に注意して適切に選ぶ。
<aside>:補足的な情報
<aside>は、主なコンテンツに関連する補足情報を提供するための要素です。サイドバーや注釈などに使われます。
使用例
HTML
<aside>
<h3>関連リンク</h3>
<ul>
<li><a href="#">HTMLの基本</a></li>
<li><a href="#">CSS入門</a></li>
</ul>
</aside>注意点
- メインの内容と直接関連しない情報を含めるのが適切です。
- 主コンテンツとの視覚的な分離を意識します。
<nav>:ナビゲーション要素
<nav>は、ウェブサイトのナビゲーションリンクをグループ化するために使用されます。主に、メニューや目次などに適しています。
使用例
HTML
<nav>
<ul>
<li><a href="/home">ホーム</a></li>
<li><a href="/about">会社概要</a></li>
<li><a href="/contact">お問い合わせ</a></li>
</ul>
</nav>注意点
- ナビゲーション以外のリンクには使用しないように注意します。
- ページ全体で一貫性のあるスタイルを適用する。
4つの要素の比較表
| 要素 | 目的 | 主な使用例 | 注意点 |
|---|---|---|---|
<section> | 関連するコンテンツのグループ化 | ニュースセクション、テーマ別の内容 | 見出しを含めることが推奨される |
<article> | 独立したコンテンツ | ブログ記事、ニュース記事 | 再利用可能な内容で使用 |
<aside> | 補足情報 | サイドバー、注釈、関連リンク | 主コンテンツとの関連性を考慮 |
<nav> | ナビゲーションリンクのグループ化 | ヘッダーメニュー、フッターメニュー | ナビゲーション以外のリンクに使用しない |
具体的な活用例
以下は、これらの要素を組み合わせたウェブページの一例です。
HTML
<main>
<section>
<h2>最新ニュース</h2>
<article>
<h3>HTML5の新機能</h3>
<p>HTML5で導入された新しい要素について解説します。</p>
</article>
<article>
<h3>CSSグリッドの活用法</h3>
<p>グリッドレイアウトで効率的なデザインを実現しましょう。</p>
</article>
</section>
<aside>
<h3>人気の記事</h3>
<ul>
<li><a href="#">HTMLの基本</a></li>
<li><a href="#">レスポンシブデザインの作り方</a></li>
</ul>
</aside>
<nav>
<ul>
<li><a href="/home">ホーム</a></li>
<li><a href="/about">会社概要</a></li>
<li><a href="/contact">お問い合わせ</a></li>
</ul>
</nav>
</main>まとめ
<section>, <article>, <aside>, <nav>は、それぞれ異なる役割を持つHTML5のセクション要素です。これらを適切に使用することで、ページの構造が明確になり、SEOやアクセシビリティの向上につながります。今回のガイドを参考に、意味のあるHTMLを作成してみましょう!
最後まで読んでいただきありがとうございます!
このブログは初心者向けwebデザイナー向けにHTML、CSSの基礎知識を発信しています。
この記事を読んだ方に少しでもお役に立てれば幸いです。
